Sabtu, 21 Oktober 2023

焦点:対中デリスクで先行するドイツ中小企業、生産シフト進む - ロイター (Reuters Japan)

焦点:対中デリスクで先行するドイツ中小企業、生産シフト進む

 10月19日、ファンとモーターを製造するドイツ中堅企業の経営者、トーマス・ニュルンベルガー氏(55)は、中国子会社を取り巻く環境が厳しくなるのを見据え、対応を迫られている。写真は中国・西安にあるEbm-papstの生産拠点。同社提供(2023年 ロイター)

[フランクフルト/ベルリン 19日 ロイター] - ファンとモーターを製造するドイツ中堅企業の経営者、トーマス・ニュルンベルガー氏(55)は、中国子会社を取り巻く環境が厳しくなるのを見据え、対応を迫られている。

過去7年間にわたって中国事業は順調だった。だが、ドイツと中国の関係に緊張が走り、西側の対中制裁や台湾有事によって事業が混乱する可能性に備える必要が出てきたからだ。

多くのドイツ中小企業が今、中国依存を減らすための対応に着手しつつある。

ニュルンベルガー氏が経営するEbm-papst社は昨年、「デカップリング・チャイナ」と称するプログラムを立ち上げた。約1900人の従業員を抱える中国部門が、たとえ会社の他部門と切り離されたとしても事業を継続できるようにする準備を始めた。現在、インドに新工場の設置を計画しているのは、中国に依存せず、中国以外のアジア諸国の顧客に製品を供給するためだ。

「1つのかごに全部のたまごを入れてはならない、という教訓を常に胸に刻んでいる」と同氏は言う。

ドイツのショルツ政権は今年7月、ドイツ企業に中国への依存を減らすよう呼びかける「デリスク(リスク低減)」戦略を打ち出した。もっとも、拘束力のある目標や要件はほとんど盛り込まれていない。

中国はドイツにとって最も重要な貿易相手国だ。一部のドイツ大手企業は大規模な中国事業を継続しており、ドイツがデリスクにどれだけ真剣に取り組んでいるのか、疑問が生じている。

一方、ロイターがドイツ中小企業の幹部ら十数人に取材したところ、中国依存を減らすさまざまな取り組みが始まっていることが分かった。「ミッテルシュタント」と呼ばれるこうした中小企業は、ドイツの企業売上高全体の約3分の1を占める。

Ebm-papstのように比較的大きな企業の一部は、個々の事業地域が現地で資材調達と生産を賄えるようにするローカリゼーション戦略を採っている。実際のところ、同社は中国をまだ主要市場と見なしており、近く追加投資を決める可能性もあるという。

ドイツ商工会議所の幹部、フォルカー・トレアー氏は、中小企業は地政学的ショックが起こっても即時に対応できるだけの資源を持たないため、前もって慎重に準備する必要があると説明した。

ドイツ経済省は、中国以外への市場分散を進める企業を支える意向を表明。「インド、ベトナム、韓国、インドネシアといった国々とドイツの二国間関係を強化するのが狙いだ」とする声明を出した。

<強まる慎重姿勢>

中国は2016年にドイツにとって最大の貿易相手国となり、二国間貿易は3000億ユーロ近くに達している。自動車のフォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)、メルセデスベンツ(MBGn.DE)、化学のBASF(BASFn.DE)など、ドイツ屈指の大企業にとって中国は主要な市場だ。

ショルツ首相は2021年の就任以来、前任のメルケル氏と一線を画す対中強硬路線を採ってきた。他の西側諸国でも、中国の台湾に対する姿勢、南シナ海での動向が攻撃性を増したことや、国内での経済統制色の強まりに警戒感が高まっている。

ただ、BASFなどの大企業は、中国市場の重要性を繰り返し指摘している。シンクタンク、IW研究所が公式データを分析したところ、今年上半期にドイツの対中投資は103億ユーロに達し、投資全体に占める割合も増えていた。

経済省はデリスク計画の一環として、貿易促進のための施策である貿易・投資保証について、単一国に投資する企業への保証に上限を設け、結果として中国投資への保証が急減した。政府は中国で開く貿易見本市の回数も減らしている。

IW研究所のエコノミストによると、こうした対策は大手企業よりも中小企業に大きな影響を及ぼしている。一部企業が市場を分散している兆しとして、ドイツ企業による対外投資のうち、中国を除くアジアへの投資の割合が増えている。

エコノミストらによると、家族経営の多い中小企業は大企業よりもリスク回避姿勢が強い。ドイツ中小企業協会のマシアス・ビアンキ氏は「ミッテルシュタントは自衛の必要性が高い。特に中国のように短期間で状況ががらりと変わる国では、自衛措置が重要になってくる」と語った。

<中国に代わる市場>

ドイツ企業にとって、中国に代わる成長機会を与えてくれそうな国の一つが、グリーン産業への補助が導入された米国だ。同国の「ニアショアリング(事業拠点の近隣移転)」の流れによって恩恵を受けるメキシコも有望だと、ドイツ産業連盟(BDI)のウォルフガング・ニーダーマーク氏は言う。

中国以外のアジア諸国も、同じ恩恵を受けそうだ。既にベトナムには、市場分散化の最初の波が押し寄せている、と財界関係者は語った。

ドイツの資産運用大手ユニオン・インベストメントのシニアエコノミスト、サンドラ・エブナー氏は「中国を離れると言う企業は、出てこないだろう」とした上で「増えているのは、中国では中国向け製品を生産し、他のアジア諸国、あるいは世界市場向けには中国の周辺国で地盤を築くという対応だ」と説明した。

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Chief correspondent covering political and general news in Germany with experience in Argentina and in Cuba leading Reuters’ broader Caribbean coverage.

Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar. Contact: +34685873768

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2023-10-21 22:19:00Z
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Jumat, 20 Oktober 2023

サントリーHD、24年にベア含め7%賃上げ 23年と同等 - 日本経済新聞

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2023-10-20 05:15:00Z
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トヨタ、テスラの充電規格を採用へ 北米で販売するEVで 日産・ホンダに続き - ITmedia NEWS

 トヨタ自動車は10月20日、北米で販売するトヨタ/レクサスのバッテリーEVにおいて、米Teslaの充電規格(NACS:北米充電規格)を採用すると発表した。トヨタの北米事業体であるTMNA(Toyota Motor North America)とTesla間で合意に達した。国内メーカーでNACS採用を表明するのは、日産、ホンダに続き3社目。

Teslaの充電規格「NACS」

 これにより、トヨタ/レクサスのユーザーは北米全域に設置された1万2000基以上のテスラ製急速充電設備「スーパーチャージャー」を利用できるようになる。現在、両ユーザーはACレベル2やDC急速充電ステーションなどの充電ネットワークにアクセスできるが、NACSの採用でより多くの充電インフラが利用可能となる。

 2025年にTMMK(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー)で生産予定の3列シートSUVを含む、一部のBEV車両にNACSポートを搭載。さらにCCS規格(Combined Charging System)を搭載したトヨタ/レクサス車のユーザーには、25年以降、NACSへの変換アダプターも提供予定としている。

CCSとNACS比較。NACSの方がコンパクトなのが分かる

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2023-10-20 05:30:00Z
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アングル:米長期金利5%乗せ、株式から不動産まで各市場に広がる動揺 - ロイター (Reuters Japan)

アングル:米長期金利5%乗せ、株式から不動産まで各市場に広がる動揺

10月19日、米国債の売りが止まらず、利回りは過去15年余りで最も高い水準に達し、株式から不動産まであらゆる市場を動揺させている。ニューヨーク証券取引所で8月撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国債の売りが止まらず、利回りは過去15年余りで最も高い水準に達し、株式から不動産まであらゆる市場を動揺させている。

指標となる10年国債利回りは19日遅くに一時5%と2007年以来の高水準を記録。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め長期化の観測や、米財政を巡る懸念が高まっていることが利回りを押し上げている要因だ。

米国債は世界の金融システムの基盤とみなされており、利回り急騰はさまざまな方面に影響を及ぼしてきた。投資先として相対的な魅力が下がった株式市場では、S&P総合500種が今年の高値から約7%下落し、住宅ローン金利は20年余りぶりの高さになって不動産価格を圧迫しつつある。

TDセキュリティーズの米金利戦略責任者ジェナディ・ゴールドバーグ氏は「投資家はリスク資産に厳しい目を向けざるを得なくなっている。より高い金利が長く続くほど、何かが壊れる確率が大きくなる」と話す。

FRBのパウエル議長は19日の講演で金融政策は「引き締め過ぎ」とは思わないと発言し、金利高止まり予想が補強された。

パウエル氏は、利回り上昇には「タームプレミアム」が作用していることも認めた。タームプレミアムは、より長い期間の債券を保有する投資家が要求する上乗せ補償で、ある地区連銀総裁は最近、このタームプレミアム上昇によってFRBは利上げの必要度が低下するかもしれないと述べた。

利回り上昇の影響が各市場に波及していく経路は次の通り。

米国債の利回りが上がると、企業や個人の借り入れコストが増大する形で金融環境が引き締まり、株式その他のリスク資産に対する投資家の購入意欲が減退する。

電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、高金利がEV需要を冷え込ませかねないと警告し、19日に自動車セクターの株価が下落。特に他のメーカーとは段違いのこれまでの成長ペースを今後維持できなくなるとの見方が出たテスラの株価は9.3%も下がった。

一部の米国債利回りが5%を超える水準まで高まったことで、株式市場の中では公益や小売りなど高配当のセクターが最も痛手を受けた。

Reuters Graphics

米国債利回りの上昇に弾みがつき始めた7月半ば以降で、ドルはG10通貨に対して平均で約6.4%上昇。主要6通貨に対するドル指数は現在、およそ11カ月ぶりの高値で推移している。

ドル高も金融環境の引き締まりにつながり、米国の輸出企業や多国籍企業のバランスシートに打撃を与えかねない。世界的に見れば、自国通貨安に見舞われる他の中央銀行はインフレ抑制の取り組みが難しくなる。

とりわけ今年になって円が対ドルで12.5%も値下がりしている日本は、政府・日銀が為替介入に動くかどうかが、しばらく注目の的になっている。

BofAグローバル・リサーチのストラテジスト、アタナシオス・バムバキディス氏は19日のノートに「現在の金融引き締めサイクルにおいて、金利が上昇すればドルが買われる流れになっており、その関係性は強固だ」と記した。

住宅ローンとして一番利用されている30年固定金利は2000年以来の高水準となり、住宅建設業界の景況感を損なうとともに、住宅ローン申請の動きに水を差している。

米経済の各セクターのうち、FRBによる急激な利上げが最もはっきり効いているのが住宅セクターで、9月の中古住宅販売は13年ぶりの低水準に沈んだ。

Reuters Graphics

米国債利回りの上昇に伴って、社債などよりリスクのある債券に投資家が求める利回りも高まったため、クレジットスプレッドは拡大している。

クレジットスプレッドは今年春の地方銀行危機を受けて大きく拡大し、その後数カ月にかけて縮小していた。ただ米国債利回りが上がり出してから、ICE・BofA高利回り債指数(.MERH0A0)は4カ月ぶりの高水準となり、起債を目指す発行体にとって資金調達コストが一段と増大しつつある。

ここ数週間は、FRBの政策見通しの変化に合わせて米国の株式と債券のボラティリティーがともに跳ね上がった。米財政赤字の急増やそれを穴埋めするための国債増発懸念も、投資家を不安にさせている。

米国債の予想変動率を示す「MOVE指数」(.MOVE)は過去4カ月余りの最高に近い水準で推移。株式の変動も激しくなり、投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX)(.VIX)は5カ月ぶりの高水準を付けた。

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2023-10-20 03:50:42Z
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Kamis, 19 Oktober 2023

午前の日経平均は反落、米金利高で ハイテク株軟調 - ロイター (Reuters Japan)

午前の日経平均は反落、米金利高で ハイテク株軟調

 10月19日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比595円26銭安の3万1446円99銭と、反落した。写真は都内にある東京証券取引所で2018年10月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

[東京 19日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比595円26銭安の3万1446円99銭と、反落した。前日の米国市場で長期金利が上昇したことにより株価が下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で売りが出た。特に、指数寄与度の大きい半導体関連や電子部品などハイテク銘柄が軟調だった。

日経平均は前営業日比462円安で取引を始め、中盤には370円安まで下げ幅を縮小したが再び売りに押され、前引けにかけて下げ幅を広げた。

前日の米市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が1.7%下落したことを受け、半導体関連株の下げが目立った。一方、個別材料を手掛かりにした物色もみられたほか、訪日外国人観光客の回復でインバウンド(訪日客)関連銘柄は底堅く推移した。

足元の株式市場について、市場では「米長期金利の動向に振らされる状況が続いている上、月末に日米の金融政策イベントを控えなかなか手掛けにくい」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)との声が聞かれた。

きょうはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言機会があり、その内容へ関心が集まっている。池田氏は「米長期金利が5%近くまで上昇する中、金利上昇をけん制するような発言が出るかどうか注目される」と指摘。米金利が高止まりすれば日本株への下押し圧力が続きやすく、日経平均の目先の下値めどとしては200日移動平均線(3万0161円96銭=現在)が意識されるとみている。

TOPIXは1.45%安の2261.96ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆6085億1100万円だった。東証33業種では、パルプ・紙、陸運以外の31業種が値下がり。精密機器、空運、卸売などの下落が目立った。

個別では、東京エレクトロン(8035.T)が4.7%安、アドバンテスト(6857.T)が3.4%安と軟調で、2銘柄で日経平均を137円押し下げた。指数寄与度の大きいファーストリテイリング(9983.T)は2.2%安、ソフトバンクグループ(9984.T)は0.9%安だった。

一方、松屋(8237.T)、西武ホールディングス(9024.T)、花王(4452.T)などインバウンド関連と目される銘柄は底堅かった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが332銘柄(18%)、値下がりは1457銘柄(79%)、変わらずは47銘柄(2%)だった。

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2023-10-19 04:35:09Z
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日本に「自動運転タクシー」到来へ ホンダ、2026年初頭に東京でスタート - ITmedia NEWS

 本田技研工業(ホンダ)と米ゼネラルモーターズ(GM)、GM傘下のGM クルーズホールディングスは10月19日、日本での自動運転タクシーの提供を目的とした合弁会社を、2024年前半に設立すると発表した。26年初頭に東京都心でのサービス提供開始を目指す。

ホンダがGM、GMクルーズと共同で開発している自動運転車両「クルーズ・オリジン」

 GMは、米Twitchなどの創業者でもあるカイル・ヴォクト氏が起業した自動運転スタートアップのクルーズを2016年に買収。2018年にはホンダが大型出資を決め、GM、GM Cruise、ホンダの3社による自動運転タクシーの開発をスタート。26年初頭に投入予定の自動運転車両「クルーズ・オリジン」も3社で開発している。

室内は対面6人乗り

 クルーズ・オリジンは、運転席のない自動運転車両で対面6人乗り。指定した場所への配車から目的地まで、全て自動運転で運用する。また、配車から決済までスマートフォンアプリ上で完結するという。

 ローンチ当初は数十台からスタートし、500台規模での運用を見込む。台数を増やしての提供エリア拡大も予定する。なお、クルーズは米国の一部地域で、自動運転タクシーサービスの公道提供をすでに開始している。

 3社は、自動運転サービスによる新しい価値提供に加え、タクシーやバスの乗務員不足といった社会課題の解決にも貢献するとしており、自治体や交通事業者などのさまざまなステークホルダーとの連携強化を明言している。

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2023-10-19 03:50:00Z
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午前の日経平均は反落、米金利高で ハイテク株軟調 - ロイター (Reuters Japan)

午前の日経平均は反落、米金利高で ハイテク株軟調

 10月19日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比595円26銭安の3万1446円99銭と、反落した。写真は都内にある東京証券取引所で2018年10月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

[東京 19日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比595円26銭安の3万1446円99銭と、反落した。前日の米国市場で長期金利が上昇したことにより株価が下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で売りが出た。特に、指数寄与度の大きい半導体関連や電子部品などハイテク銘柄が軟調だった。

日経平均は前営業日比462円安で取引を始め、中盤には370円安まで下げ幅を縮小したが再び売りに押され、前引けにかけて下げ幅を広げた。

前日の米市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が1.7%下落したことを受け、半導体関連株の下げが目立った。一方、個別材料を手掛かりにした物色もみられたほか、訪日外国人観光客の回復でインバウンド(訪日客)関連銘柄は底堅く推移した。

足元の株式市場について、市場では「米長期金利の動向に振らされる状況が続いている上、月末に日米の金融政策イベントを控えなかなか手掛けにくい」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)との声が聞かれた。

きょうはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言機会があり、その内容へ関心が集まっている。池田氏は「米長期金利が5%近くまで上昇する中、金利上昇をけん制するような発言が出るかどうか注目される」と指摘。米金利が高止まりすれば日本株への下押し圧力が続きやすく、日経平均の目先の下値めどとしては200日移動平均線(3万0161円96銭=現在)が意識されるとみている。

TOPIXは1.45%安の2261.96ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆6085億1100万円だった。東証33業種では、パルプ・紙、陸運以外の31業種が値下がり。精密機器、空運、卸売などの下落が目立った。

個別では、東京エレクトロン(8035.T)が4.7%安、アドバンテスト(6857.T)が3.4%安と軟調で、2銘柄で日経平均を137円押し下げた。指数寄与度の大きいファーストリテイリング(9983.T)は2.2%安、ソフトバンクグループ(9984.T)は0.9%安だった。

一方、松屋(8237.T)、西武ホールディングス(9024.T)、花王(4452.T)などインバウンド関連と目される銘柄は底堅かった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが332銘柄(18%)、値下がりは1457銘柄(79%)、変わらずは47銘柄(2%)だった。

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2023-10-19 04:32:53Z
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