ダウ平均株価は、3月下旬に1万8000ドル台まで下落しましたが、それ以降、回復を続け11月には初めて3万ドルの大台を超えました。
結局、31日の終値は、おととしの年末に比べると2068ドル、7.2%値上がりし、史上最高値をつけて取り引きを終えました。
一方、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数の年間の値上がり率は、43.6%を記録しました。
これは、リーマンショックのあとに大きく反発した2009年以来の大幅な上昇です。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、在宅勤務やネット通販の利用の増加など、いわゆる「巣ごもり」の需要が増えるとして多くのIT関連銘柄が買われました。
このうち、GAFAとも呼ばれる巨大IT企業の株価の伸び率は、▽アップルが80%、▽アマゾンが76%、▽フェイスブックが33%、▽グーグルの持ち株会社が30%となっています。
感染拡大で実体経済が厳しさを増す中にあって、IT関連銘柄にはコロナ禍以降の経済活動や消費行動を見据えた形で資金が集まりました。
また、電気自動車メーカーのテスラの株価上昇率は、740%を超え、株価は1年間で8.4倍になりました。
これに対して、航空機大手のボーイングは34%値下がりしたほか、エネルギーや運輸、それにサービス関連では株価が半分になった企業もあり、業種によって大きな差が出る「K字回復」が鮮明になりました。
また、主要な500社の株価で算出する「S&P500」の値上がり率は16.2%でした。
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2020-12-31 21:31:04Z
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