【NQNニューヨーク=横内理恵】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落している。15時現在は前日比75ドル44セント安の3万0328ドル53セントで推移している。追加経済対策の成立を好感した買いで前日に過去最高値を更新したこともあり、29日は短期的な利益確定売りが優勢になった。経済対策に盛り込まれた現金給付をさらに増額する案の実現期待が後退し、売りを招いた面もある。
ダウ平均は寄り付き直後に180ドルあまり上げたが、買い一巡後は売りに押されて下げに転じた。建機のキャタピラーやホームセンターのホーム・デポ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなどが安い。前日に上げが目立ったスマートフォンのアップルなども下げた。
追加経済対策の一環である家計への現金給付を1人600ドルから積み増す単独法案の審議に目立った進展がなく、給付増額への期待が後退した。共和党上院トップのマコネル院内総務は29日、同案の審議に入る方針を示したものの、採決に進まなかった。民主党が過半数を占める下院は28日に同法案を可決していた。
欧米で新型コロナウイルスの感染拡大が弱まる気配がなく、目先の米景気を冷やすとの懸念も相場の重荷になっている。
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2020-12-29 20:28:31Z
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