神田真人財務官は13日、足元の円の上昇に関して、「急激な円安の大きなファクターであった投機的な円のショートポジション(売り持ち)が急速に拡大していたが、これが急速に巻き戻された」という見方が市場では強いとの認識を示した。
神田財務官は、「ファッションだった円キャリートレードの勢いも弱まっている」との見方も紹介した。その背景として、今年の春闘での高い賃上げや企業の積極的な価格転嫁の動きなど、「企業の賃金・価格設定行動に変化の兆しが出ており、インフレ基調が変わりつつあるのではないか」と説明。米国の消費者物価指数(CPI)などインフレ状況も注視されていると述べた。
13日の東京外国為替市場でドル・円相場は一時1ドル=138円8銭と、インフレ鈍化を受けた米国の利上げ打ち止め観測から5月以来の安値を更新した。
神田財務官は、「政府としては引き続き為替市場の動向をしっかりと注視していく」と語った。
関連記事
https://news.google.com/rss/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjMtMDctMTMvUlhRNUdDVDBBRkI0MDHSAQA?oc=5
2023-07-13 08:17:15Z
CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjMtMDctMTMvUlhRNUdDVDBBRkI0MDHSAQA
Tidak ada komentar:
Posting Komentar