【ニューヨーク=小林泰裕】7日のニューヨーク株式市場で、米IT大手アップルの株価が一時5%超下落した。中国当局がiPhone(アイフォーン)の使用を制限するとの報道が嫌気され、米メディアによればこの2日間で時価総額が約1900億ドル(約28兆円)失われた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは6日、中国当局が政府職員によるアイフォーンの使用を制限していると報じた。この報道をきっかけにアップル株は売られ、株価は2日間で6%以上下落。アップルは売上高の約2割を中国を含む中華圏に依存しており、中国内陸部の鄭州市にある巨大工場はアイフォーンの世界生産台数の半分を手がけているとされる。
アップルの時価総額は約2・8兆ドルに上り、世界一だ。先端半導体などを巡って米中の対立は深刻化しており、中国当局がアップルへの締め付けを強化すれば、業績の低迷につながる可能性がある。
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2023-09-08 04:39:00Z
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