三菱自動車工業は24日、提携関係にあるルノーが設立するEV事業の新会社「アンペア」に出資することを決めたと発表しました。
出資額は最大で2億ユーロ、今の日本円で310億円余りになるとしています。
ルノーは、日産自動車と三菱自動車に対し、この新会社への出資を求めていました。
日産は最大で6億ユーロ、今の日本円でおよそ950億円余りを出資する方針をすでに決めています。
三菱自動車としては、出資によって新会社から車両の供給を受け、ヨーロッパ市場などに自社ブランドのEVを投入することになります。
新会社には、日産と三菱自動車のほかにも半導体大手クアルコムやIT大手グーグルも参加し、自動運転などに必要なソフトウエアの開発も強化する方針です。
日本メーカーも参加して、いわば連合を組む形となる新会社が、競争が激しさを増すEVの分野でいかに存在感を示すかが焦点となります。
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2023-10-24 19:40:03Z
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