中国の消費者物価指数は10月、豚肉価格の上昇を背景に7年ぶりの高い伸びとなった。
- 10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.8%上昇、前月は同3%上昇だった
- 10月の生産者物価指数(PPI)は同1.6%の低下。市場予想の中央値は同1.5%低下だった
主なポイント
- 国家統計局によると、豚肉価格は101.3%上昇
- 金融政策は供給ショックによって引き起こされた豚肉価格の上昇に対する解決策ではないが、中国人民銀行(中央銀行)は成長鈍化にもかかわらず他の主要な中央銀行と比べて比較的抑制された姿勢を維持している。人民銀は今週、市中銀行に供給する1年物資金の金利を引き下げたが、全体的な流動性の供給は中立を維持している
- 「豚肉価格の高騰は一時的なもので短命とみられることから、金融政策の優先順位は一時的な消費者物価のインフレよりも悪化するデフレリスクへの対処とするべきだ」 とシティグループの中国担当チーフエコノミスト、劉利剛氏(香港在勤)は最近のリポートに記述した
- ブルームバーグがまとめたデータによると、CPIは2012年1月以来の大きな伸び
その他
- 一部のエコノミストは、豚肉価格の上昇で消費者物価の上昇率は間もなく4%に達する可能性があると述べている
原題:
China’s Inflation Rises to Seven-Year High as Pork Prices Soar(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-09/Q0OJFTDWLU6901
2019-11-09 03:39:00Z
52782018946211
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