三井物産は23日、堀健一専務執行役員(58)を社長に昇格させる人事を発表した。安永竜夫社長(60)は代表権のある会長に就く。2021年4月1日付で就任する。脱炭素の動きや新型コロナウイルスの感染拡大で主力の資源ビジネスを巡る経営環境が変わるなか、構造改革やデジタル化を加速させる。
堀氏は化学品の営業やトレーディングに携わった。化学品は金属資源・エネルギーや機械に並ぶ中核事業の一つで、業績を支えてきた。同部門出身者が社長に就任するのは42年ぶり。新体制ではコロナの長期化による影響を受けやすい石炭や石油、機械など既存事業の資産入れ替えを急ぐ。
退任する安永氏は15年に役員32人抜きで社長に就任した。マレーシアでの病院経営などヘルスケア事業などに注力し、商品市況に左右されない非資源分野の強化をすすめた。
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堀 健一氏(ほり・けんいち)84年(昭59年)慶応大経卒、三井物産入社。19年専務執行役員。神奈川県出身。
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2020-12-23 00:45:09Z
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