東京都医師会の猪口正孝副会長は21日、NHKの取材に応じ、都内の感染状況について「感染者は増加し続けていて、きのうまでの増え方で計算すると、2週間後には1000人を超えることになり、まん延防止等重点措置で感染を抑えることはできておらず、非常に厳しい状況に追い込まれている」と話しました。
そして猪口副会長は「今後すべてが変異株に置き換わっていく可能性が高いことと、感染者の年代が若い人から高齢者へと幅が広がっていることから、感染者の増加スピードが上がり、医療体制がひっ迫する可能性が非常に高まっている」と強い懸念を示しました。
そのうえで、今後どの程度感染者数を抑えたほうがいいのかについては「感染者を100人以下にするとかそういうことではなく、ワクチンがどこまで行き渡るかをにらみながら、医療体制がひっ迫しない感染者数に抑え続けることが重要で、まずは1度、感染者のグラフを下向きにさせることが大事だ」としました。
そして、東京都が近く要請を検討している緊急事態宣言の発出については「まん延防止等重点措置よりも、はっきりした措置が必要になってくるというのはそのとおりで、なるべく早いほうがいいと思う」としたうえで「大型連休をはじめ、いかに人流を止めるかが急所で、それ以外に感染者数をコントロールする方法はなかなかない」と話しました。
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2021-04-21 08:39:31Z
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