大手百貨店3社の今年の初売り(2、3日)は、売上高が前年に比べて4〜5割減った。
「密」を避けるため恒例の福袋の販売を見送るなどした影響に加え、年末からの新型コロナの感染拡大で客足が遠のいた。
各社が4日に発表した。
高島屋では前年から半減。全店で福袋の店頭販売を見送ったほか、もう一つの集客の柱である冬のセールを昨年12月に前倒しした影響を受けたという。例年なら新年初日の開店前に6千人以上が並んだという日本橋店では今年、目立った行列はなかった。
三越伊勢丹ホールディングス(HD)では伊勢丹新宿本店が福袋の9割以上をネット販売に移し、三越日本橋本店も大型催事をとりやめた。両本店の初売りの売上高は合わせて前年の6割にとどまった。大丸松坂屋百貨店も前年を5割ほど下回った。
三越伊勢丹HDでは昨年1年間の売上高累計も公表。伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店の合計で前年比26・9%減。2017年以降、前年比2・2%減〜1・3%増で推移していたが、昨年の落ち込みは「過去に経験したことのない数字」(広報)となった。(佐藤亜季)
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2021-01-04 11:27:00Z
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