【ニューヨーク時事】29日午前のニューヨーク株式相場は、金融大手の増配発表などを受け、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時10分現在、前日終値比132.86ドル高の3万4416.13ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は寄り付き直後に史上最高値を更新し、同時刻現在は5.47ポイント安の1万4495.04となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が先週公表した大手金融機関のストレステスト(健全性審査)の結果では、対象となった23社すべてについて十分な資本を保有しており、「健全」と判断した。これに伴い、新型コロナウイルス禍で導入された配当制限などが解除されることになり、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスなどが28日、相次いで増配計画を発表したことが市場で好感されている。
米民間有力調査機関コンファレンス・ボードが29日発表した6月の消費者景気信頼感指数は127.3と前月(120.0=改定)から上昇した。市場予想(ロイター通信調べ)の119.0も上回ったが影響は限定的。市場の関心は週末発表の米雇用統計に移りつつある。
個別銘柄では、ゴールドマン、ナイキ、ホーム・デポが買いを集め、ダウ平均の上げを先導。前日に3%超売り込まれたボーイングは買い戻しが活発になり、堅調に推移している。一方、前日に時価総額が1兆ドルを突破したフェイスブックは1%超安。(了)
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2021-06-29 14:37:00Z
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