[東京 22日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、急反発が想定されている。週明け21日の米国株式市場は主要3指数が上昇。日経平均はきのう前営業日比953円安と今年2番目の下げとなったこともあり、きょうは朝方から反動で幅広い業種に買い戻しが活発化しそうだ。
日経平均の予想レンジは2万8500円─2万8800円。
21日の米国株式市場は、米経済が新型コロナウイルス禍から回復する中、エネルギー株などに買いが入り、ダウ工業株30種.DJIは約1.76%上昇。米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的なシグナルを受けて売りが広がった前週末の下落分を取り戻す展開となった。
経済の健全性を示すとされる小型株中心のラッセル2000やダウ輸送株20種も約2%高となった。
現在のドル/円は110.30円付近で、前日午後3時時点の109.82円から円安。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万8690円と前日の現物終値を670円以上上回っている。21日の米国株高からの安心感から、日本株は幅広いセクターで買いが先行しそうだ。前日の大幅安の反動や為替の円安も追い風となり、戻りに弾みを加える展開が見込まれる。
主なスケジュールでは、国内でソニーグループ、日本電産などが株主総会を控えているほか、ペイロール、デコルテ・ホールディングス、ペルセウスプロテオミクスがマザーズ市場に新規上場する。米国で週間レッドブック大規模小売店売上高や5月中古住宅販売(全米リアルター協会)を控えている。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は下院特別小委で証言する予定。
来年からのFRBの利上げの織り込みがいったん終了し、きょうは急反発となりそうだが、「金融政策の見通しがはっきりしない中、パウエル議長の注目度は高い。後場は様子見が強まりそうだ」(運用会社)との声が聞かれた。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 28010.93 30714.52 27002.18
-953.15 2021年2月16日 2021年1月6日
シカゴ日経平均先物9月限 28690(円建て)
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2021-06-21 22:52:00Z
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