8日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発した。前日比221円22銭(1.03%)高の2万1596円47銭で前場を終えた。外国為替市場で円相場が1ドル=107円台前半と円安・ドル高が進行し、輸出企業の採算悪化懸念が和らいだ。休場明けの中国・上海株式相場が上昇して始まったことも日本株相場の支えとなり、上げ幅は一時250円を超えた。
米中閣僚級貿易協議への不透明感から前日の米国株は下落したものの、円安・ドル高の進行を受け、朝方は株価指数先物を売り持ちする海外短期筋の買い戻しが入った。
その後は利益確定を目的とする売りが出て日経平均は伸び悩む場面があったものの、国慶節の連休で前日まで休場だった上海総合指数が上昇して始まると買い安心感が広がり上げ幅を拡大。2万1580円近辺に位置する25日移動平均線を上回った。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8800億円、売買高は5億4252万株だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。業種別TOPIXは電気・ガスを除く32業種が上昇。石油石炭製品や金属製品、精密機器の上げが目立った。
東証1部の値上がり銘柄数は1691と、全体の8割弱を占めた。値下がりは381、変わらずは74だった。
ファストリやファナックが上昇。アドテストやSUMCO、スクリンが堅調に推移したほか、トヨタやホンダがしっかり。丸紅が高い。一方、NECやアルプスアルが下落。SOMPO、サイバー、セブン&アイが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS13_Y9A001C1000000/
2019-10-08 02:49:03Z
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