「ルイ・ヴィトン」などの高級ブランドを多数抱える仏モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)が、米高級宝飾大手ティファニーの買収を検討していると、複数の欧米メディアが26日報じた。実現すれば、欧州ブランド中心のLVMHが、米国市場に大きな足がかりを築くことになる。
米ブルームバーグ通信などが複数の関係者の話として伝えたところでは、LVMHはすでにティファニーに買収案を持ちかけたという。買収額など詳しい内容は明らかになっていない。
ティファニーはアドバイザーを雇って提案内容を精査しており、まだ回答していないという。買収合意が成立しない可能性もある。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は「LVMHの関心が報道で予期せず暴かれてしまったことで、破談になるかもしれない」との関係者の声を伝えた。双方とも正式なコメントはしていない。
ティファニーの時価総額は25日時点で約120億ドル(約1・3兆円)。もし買収が成立すれば、LVMHにとって過去最大の合併・買収(M&A)になる見込みだ。
LVMHはヴィトンのほか「デ…
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https://www.asahi.com/articles/ASMBW46JGMBWUHBI00J.html
2019-10-27 04:12:39Z
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