Senin, 14 Juni 2021

みずほ障害「リスクへの感度低い」 第三者委報告書 - 日本経済新聞

システム障害の頻発でみずほ銀行の藤原弘治頭取は説明に追われた(3月12日、東京都千代田区)

みずほフィナンシャルグループは15日、傘下のみずほ銀行で立て続けに起きたシステム障害を調べた第三者委員会から報告書を受け取ったと発表した。過去にシステム障害を繰り返してきたことに照らして「システムリスクに対する感度の低さ」を問題視した。課題を克服できない企業風土にも問題があると指摘した。

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みずほ銀行では全国にあるATMの7割強が一時止まるなど、2月末から2週間足らずで4件のシステム障害が相次いだ。会社側の調査とは別に、外部の弁護士など4人で構成する特別調査委員会が原因の究明や再発防止策の取りまとめにあたってきた。

報告書は①危機に対応する組織力②IT(情報技術)システムの統制力③顧客目線――の3つの弱さを挙げ、経営陣に早急な改善を求めた。過去に2度のシステム障害を起こした経緯を踏まえ、脆弱な組織力が根本的に改善されずに「体質として根付いている可能性を否定できない」とした。

みずほは2019年夏までに新しい勘定系システムを本格稼働させた。報告書は稼働後にシステム全体を理解できる人材が減っていたとし、時間の経過とともにシステム構造がブラックボックス化するなかで「構造的なジレンマを抱えている」と最適な人員配置を求めた。

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2021-06-15 01:10:00Z
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