Kamis, 25 Mei 2023

東京23区 5月の消費者物価指数 前年同月比3.2%上昇 - nhk.or.jp

東京23区の5月の消費者物価指数は速報値で、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月より3.2%上昇しました。上昇率は4月より0.3ポイント下がりましたが、食料品などは記録的な上昇となっています。

総務省によりますと、東京23区の生鮮食品を除いた消費者物価指数は、5月中旬時点の速報値で、2020年の平均を100として去年5月の101.5から104.7となり、3.2%の上昇となりました。

上昇率は4月の3.5%より0.3ポイント下がり2か月ぶりに鈍化しましたが、食料品などは記録的な上昇となっています。

「生鮮食品を除く食料」は、去年の同じ月より8.9%上昇し上昇率は4月から横ばいで1976年6月以来、46年11か月ぶりの高い水準です。

具体的には、
▽「卵」は31.1%
▽「食用油」は24%
▽外食の「ハンバーガー」は17%
▽「調理パン」は14.4%
▽「あんパン」は13.3%
▽「炭酸飲料」は12.8%
それぞれ上昇しています。

このほか、
▽「トイレットペーパー」は15.7%
▽「タクシー代」は14.4%
▽「宿泊料」は旅行需要の回復などで11.5%上がっています。

一方、政府による負担軽減策で電気代や都市ガス代の上昇が抑えられ、総務省は負担軽減策がなければ生鮮食品を除いた指数は4.1%程度の上昇になったと試算しています。

東京23区の指数は、全国に先立って公表されるため、先行指標として注目されています。

5月の全国の指数は、6月23日に公表されます。

生鮮食品とエネルギー除いた指数 3.9%上昇

総務省によりますと、東京23区の5月の消費者物価指数は速報値で、生鮮食品とエネルギーを除いた指数が去年の同じ月より3.9%上昇しました。

上昇は14か月連続で、3.9%の上昇率は1982年4月以来、41年1か月ぶりの水準です。

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2023-05-26 01:47:37Z
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