米ウォルト・ディズニーが10日発表した1-3月(第2四半期)決算では売上高と利益がアナリスト予想並みだった。動画ストリーミング事業の赤字幅は市場予想より小幅にとどまった。
発表によると、1-3月期は主力のストリーミングサービス「ディズニー+(プラス)」を含むダイレクト・トゥー・コンシューマー部門が6億5900万ドル(約890億円)の赤字。アナリスト予想の8億5030万ドルより大幅に少なく、2四半期前の半分未満だった。
ディズニーは昨年12月、ディズニープラスで広告付きプランを新設し、その過程で広告なしプランの料金を38%引き上げ月額11ドルとした。収入は増えたが、顧客数には響いているように見受けられる。ディズニープラスの有料会員数は1億5780万人に減少した。市場予想は1億6310万人だった。
ディズニーの株価は決算発表後の時間外取引で一時3.8%安。ディズニープラスが2四半期連続で会員数を減らしたことを一部の投資家が嫌気した可能性がある。
同社全体の売上高は13%増の218億ドル。テーマパーク事業が好調だった。調整後1株利益は93セントで、前年同期から減少した。
リゾートおよび消費者向け製品部門の利益は23%増の21億7000万ドル。海外テーマパークの黒字化などが寄与した。
ESPNやABCなどを含む従来型テレビ事業の利益は35%減の18億3000万ドル。スポーツ番組の制作費増加や広告減少が響いた。
原題:Disney Streaming Loss Narrows; Shares Dip on Subscriber Miss (1)(抜粋)
(3段落目以降に決算詳細を追加して更新します)
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2023-05-10 21:09:00Z
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