アサヒグループホールディングス傘下のニッカウヰスキーは、国産ウイスキー「竹鶴」の年代物の製品の販売を3月末で終了する。原酒が不足しているためで、「余市」なども年代物は既に販売を止めている。同社の国産ウイスキーから「17年」など熟成年数を商品名にうたう商品が姿を消すことになる。
「竹鶴」はニッカの国産ウイスキーの代表的なブランドだ。余市蒸溜所(北海道余市町)と宮城峡蒸溜所(仙台市)の2つの拠点で生産した原酒から作る。熟成年数が17年以上の「竹鶴17年」のほか「21年」「25年」も販売を終える予定だ。
ニッカは余市蒸溜所だけで生産する「余市」の年代物と、宮城峡蒸溜所だけで生産する「宮城峡」の年代物はいずれも2015年に終了。年代表記をしない「ノンエイジ」商品としても、「余市」「宮城峡」「竹鶴」の3商品は出荷を絞っている。原酒の増産に向けた投資も進めている。
国内ウイスキー最大手のサントリーホールディングスは「響17年」の販売を休止した。同社の国産ウイスキーの年代物で販売中なのは「響30年」など一部にとどまり、出荷量も限られている。キリンホールディングスも年代物の国産ウイスキーはごく一部の商品を限られた販売経路のみで売っている。
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2020-01-12 09:34:43Z
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