Rabu, 08 Januari 2020

ゴーン被告会見 日本メディアの大半は出席認められず 批判的質問避ける狙いか - 毎日新聞 - 毎日新聞

記者会見場となったプレスセンター前には雨の中、朝から国内外のメディアが集まった=ベイルートで1月8日、横山三加子撮影

 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)が8日にベイルートで開く記者会見は、2019年12月30日のレバノン入国後、初めて公に姿を現す場となる。会場には日本の報道陣に加え、地元レバノンやフランスなどの記者も詰めかけ、関心の高さをうかがわせた。ただ、大半の日本メディアの出席は認められなかった。現地では「前会長に批判的な日本メディアの質問を避ける意図では」との見方も出ている。

 会場となったベイルート中心部のプレスセンターには、午後3時(日本時間同10時)開始予定の会見に向け、朝から雨の中、報道陣が続々と詰めかけた。

 欧州のテレビ局の撮影担当だという地元ジャーナリスト、ホセインさん(30)は「レバノンでも関心は高く、ほとんどのレバノン人は同胞意識からゴーン氏の帰国を支持している」と言う。

 別の地元ジャーナリスト、リカルドさん(40)は「日本の刑事司法はとても厳密だと聞いている。日本で逮捕されたのなら、彼は悪いことをしたのだろうと思う」と話した。

 会見にレバノン国外のメディアが参加する場合、ゴーン前会長側からの招待状が必要だとされている。ただ、多くの日本メディアには、この招待状が届かなかった。

 一方、地元メディアはレバノン司法当局が8日ごろにゴーン前会長から事情聴取する方針とも伝えている。【ベイルート横山三加子、久野華代】

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2020-01-08 11:11:47Z
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