【NQNニューヨーク=張間正義】3日の米株式相場は反落で始まった。午前9時50分現在、ダウ工業株30種平均は前日比191ドル73セント安の2万8677ドル07セントで推移している。下げ幅は一時350ドルを超えたが、その後は下げ幅を縮小している。米軍がイラクの首都バグダッドでイラン革命防衛隊の精鋭組織の司令官を殺害したことで、産油国が集中する中東情勢が悪化するとの懸念から、幅広い銘柄に売りが出ている。
米国防総省は2日、トランプ大統領の指示を受け敵対するイラン革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」のカセム・ソレイマニ司令官を空爆で殺害したと発表した。イランも米国への報復攻撃を警告し、米イラン関係の緊張が高まり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。
欧州各国の主要株式相場は総じて下落。一方、リスク回避の動きから安全資産とされる債券には買いが入っている。米国市場も同様に株が売られ、債券が買われる流れで始まった。
ダウ平均構成銘柄では建機のキャタピラーや化学のダウが下落している。スマートフォンのアップルも安い。一方、原油先物相場の上昇を受けシェブロンやエクソンモービルなど石油株が高い。地政学リスクへの警戒から、ロッキード・マーチンやノースロップ・グラマンなど軍需関連株も上昇している。
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2020-01-03 15:06:09Z
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