2月17日、同社初の5G対応スマートフォン「AQUOS R5G」と「5Gモバイルルーター」を発表したシャープ。その発表会において「2021年度中にすべてのAQUOSスマートフォンを5G対応にする」と宣言しています。
これは、フラッグシップ製品だけでなく、低価格なスマートフォンも5G対応にしていくという意思表示で、シャープ 通信事業本部長の中野吉朗氏のプレゼンテーションにて示されました。ここでの「2021年度」は2022年3月までを指すため、「2年後のAQUOSスマホのラインナップは全機種で5Gを標準サポートする」と読み替えても問題はないでしょう。
気になるのは、5Gに対応することで、スマホの価格がさらに上昇してしまわないかという点。これについてはシャープのスマホ開発チームを統括する小林繁氏が以下のように回答しています。
小林氏「低価格帯の商品も基本的には5Gにしていきたい。スマホのトレンドによって、価格帯をどの程度にできるかは代わってくると思うが、5Gに切り替えるからにはスマートフォンAQUOS のすべての機種で5G対応を入れていきたい」
4G LTEスマホの現状をみると、スマートフォンAQUOSの現行製品の中でも低価格なAQUOS sense liteは2万円台前半で販売されています。一方で、現行の5Gスマホで低価格帯モデルの例を挙げると、サムスン製のGalaxy A51 5Gは一部の国で3万円台後半という価格設定になっています。
現状の4G LTEスマホの価格帯と5Gスマホの価格帯にはまだ開きがありますが、チップセットの進化や製造コストの低減などを踏まえると、2年後ならあり得ない価格ではなさそうです。
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2020-02-17 10:51:21Z
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