米供給管理協会(ISM)が1日発表した4月の製造業総合景況指数では、主要項目のうち生産指数が1948年の統計開始以降で最も大幅に低下した。新型コロナウイルス感染拡大による経済への打撃で生産が落ち込み、大幅な雇用減をもたらした。
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- 製造業景況指数はエコノミスト予想ほど落ち込まず。発注から納品までの時間を示す入荷遅延指数が一段と伸びたことが作用した。通常なら同指数の上昇は需要の高さを示すが、今回の数字が1974年以来の高水準となったことは、新型コロナの影響によるサプライチェーンの乱れや事業閉鎖を反映している
- ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長:
- 「納期を巡る問題は、主に供給業者の工場閉鎖がもたらした国内外のサプライチェーン混乱が招いた」
- 4月は18業種のうち、紙製品と食品の2業種のみが活動の拡大を報告
詳細
- 新規受注指数は15.1ポイント下がり27.1-1951年以来の大幅低下
- 在庫指数は上昇-備蓄のペースがやや鈍化したことを示唆
- 輸出指数は統計開始以降で2番目に低い水準-貿易の減速や世界経済の急速な悪化を反映
- 仕入価格指数はここ4年余りで最低-原油ほか商品(コモディティー)の需要減退を反映
- 統計の詳細は表をご覧ください
原題:U.S. Factory Output Shrinks at Record Pace, ISM Gauge Shows (1)(抜粋)
(統計の詳細を追加します)
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjAtMDUtMDEvUTlOT0EwVDFVTTBaMDHSAQA?oc=5
2020-05-01 14:12:00Z
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