大手デパートの高島屋は、緊急事態宣言が継続している東京周辺や大阪にある8つの店舗で、18日から一部の売り場の営業を再開すると発表しました。
従業員や取り引き先の雇用を維持するためにも、店内での感染防止対策を徹底したうえで営業再開を決めたとしています。
営業を再開するのは、現在は原則として食品売り場のみ営業している日本橋高島屋ショッピングセンター、東京・渋谷区のタカシマヤタイムズスクエア、横浜店、大阪店など8店舗です。
いずれも衣料品や雑貨などを扱う売り場を中心に営業し、再開にあたっては、状況に応じた入店制限や、アルコール消毒の強化など感染防止の対策を徹底するとしています。
8店舗は緊急事態宣言が継続している東京、神奈川、埼玉、大阪にありますが、従業員や取り引き先の雇用を維持するためにも営業再開を決めたということです。
高島屋はすでに、14日から東京・世田谷区の玉川高島屋ショッピングセンターなど3つの店舗でも一部の売り場で営業を再開していて、臨時休業を続けるのは京都市内の2店舗のみとなります。
大手デパートでは、大丸松坂屋百貨店が大阪や京都などの店舗で今月19日から平日のみ営業を再開することにしていて、緊急事態宣言が続いている地域でも営業再開に向けた動きが始まっています。
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2020-05-16 05:58:00Z
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