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5500億ドル(約60兆3200億円)規模の米インフラ包括法案は、上院議員による文面の最終調整が1日にほぼ終了した。今週中の上院での可決に近づく重要な一歩となる。
上院のシューマー民主党院内総務は同法案について、「数日中に」上院採決の準備が整う見通しだと述べた。交渉に当たった超党派のグループが1日午後、2701ページにおよぶ法案を綿密にチェックし若干の修正を行った。
共和党の交渉担当者の一人であるロムニー上院議員は記者団に対し、「両党間に意見の相違はない。細かい点を全て正しているだけだ」と話した。
法案成立に必要となる下院での審議は、夏の休会明けの9月以降になる。
インフラ包括法案が可決されれば、ここ数十年で最大の連邦インフラ支出が実現に向けて動き出す。道路・橋の整備で約1100億ドルの新規支出や電力網向上で730億ドル、鉄道とアムトラック向け660億ドル、ブロードバンドアクセス拡大で650億ドルなどが含まれる。また、水道の改善で550億ドル、公共交通機関の整備で390億ドルも提供する。
超党派グループの交渉は、公共交通機関やブロードバンド、水道プロジェクトなどを巡る対立のため、幾つかの期限を過ぎて継続していた。
交渉に関わった共和党のコリンズ上院議員と民主党のマンチン上院議員は1日、同法案が上院で幅広く支持されると見込んでいると述べた。
マンチン議員はCBSの番組「フェイス・ザ・ネーション」で、「5日までに終えたい。前進することを望んでいる」と語った。
原題:Senate on Path for Vote on Infrastructure Bill This Week(抜粋)
(ロムニー上院議員の発言などを追加して更新します)
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2021-08-01 19:44:00Z
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