将棋の第34期竜王戦七番勝負第2局2日目が23日、京都・総本山仁和寺で指され、挑戦者の藤井聡太三冠(19)=王位、叡王、棋聖=が先手の豊島将之竜王(31)を70手で破り、シリーズ開幕2連勝とした。今年1月の第14回朝日杯将棋オープン本戦トーナメントで豊島に初勝利して以降、王位防衛、叡王奪取など白星を積み重ね、通算対戦成績を10勝9敗とし、初めて勝ち越した。
4分ほど盤を見つめ、豊島はそっと駒台に右手をかざした。3連覇に向けて星を五分にすべく、有利とされる先手番で対藤井6戦連続となる相掛かりに誘導したが、1日目の昼食休憩を挟んだ33手目に悩み、1時間51分もの大長考。「そこで長考しているようではよくなかった。もうちょっと早く考えないといけない」。その端歩攻めも奏功せず、早々に誤算が生じた。
藤井の飛車をかく乱する角の動きも「やってみたい手でしたが、結果的にかなりまずい将棋になった。準備不足」といい、1日目の封じ手の時点で「攻め込まれて結構悪くなった」と完敗の棋譜を振り返った。
対藤井は4連敗。「本局は一方的だったので、内容をよくしたい」。虎の子のタイトル死守へ逆襲あるのみだ。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vaG9jaGkubmV3cy9hcnRpY2xlcy8yMDIxMTAyMy1PSFQxVDUxMjY3Lmh0bWzSAQA?oc=5
2021-10-23 21:00:00Z
52783744389353
Tidak ada komentar:
Posting Komentar