【NQNニューヨーク=川上純平】20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに反発し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=114円30~40銭で取引を終えた。このところ急ピッチで円安が進んでいたことから、利益確定目的の円買いが優勢となった。半面、米長期金利が上昇したのは円の重荷となった。
20日の東京市場で円は一時114円69銭近辺と2017年11月以来の安値を付けた。米連邦準備理事会(FRB)による金融政策の正常化が早まるとの見方が売りを誘った。同日のニューヨーク市場では一転して利益確定の円買いが広がった。
ただ、円の上げ幅は小さかった。20日の米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いの動きも出た。ダウ工業株30種平均が一時最高値を上回るなど米株式相場が堅調だったのも「低リスク通貨」とされる円の重荷だった。
円の高値は114円08銭、安値は114円40銭だった。
円は対ユーロで9日続落し、前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=133円15~25銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで3日続伸し、前日比0.0020ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1645~55ドルで取引を終えた。
ユーロの高値は1.1658ドル、安値は1.1622ドルだった。
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2021-10-20 21:39:53Z
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