大発会の東京株式相場は大幅に下落。米アップルやテスラが大幅安となる中、世界的な景気減速や深刻な供給問題への懸念が強まっている。外国為替の円高も嫌気され、電機や機械といった輸出関連が下落。化学やゴム製品などの素材関連、海運株にも売りが広がっている。国際原油相場が下落し、鉱業や商社株も軟調だ。
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市場関係者の見方
いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員
- 当面は景気が想定に比べてどの程度悪くなるのか見極める展開となりそうだ。まだ続く米利上げに景気がどれだけ耐えられるか、投資家の見方は分かれている
- 為替市場の円高は輸出企業の業績に悪影響を与える。日本銀行の黒田総裁は4月の退任までにまた動いてくるだろう。ドル・円が1ドル=120円割れまで円高が進んでもおかしくない
- ただ、日経平均株価の株価収益率(PER)は11倍台まで低下しているため、2万5000円台半ばに接近する場面では割安感から下げ止まりやすいだろう
東証33業種
下落率上位 | 海運、鉱業、ゴム製品、医薬品 |
上昇率上位 | 銀行 |
背景
- アップル下落、時価総額が2兆ドル割り込む-iPhone供給など巡り懸念
- テスラ株が一時14%下落、3四半期連続で納車台数が予想下回る
- ニューヨーク原油先物は4.2%安の1バレル=76.93ドルと反落
- ドル・円相場は1ドル=130円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は132円63銭
- 中国、渡航規制課した国への報復主張-コロナ対策を「政治目的」に操作
- 前日の海外市況はこちらをご覧ください
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2023-01-03 23:03:00Z
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