Jumat, 20 Januari 2023

NY円、反落 1ドル=129円55~65銭 日銀の政策修正観測の後退で - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比1円20銭円安・ドル高の1ドル=129円55~65銭で取引を終えた。日銀が金融緩和政策を修正するとの観測が後退し、円売り・ドル買いが優勢になった。米長期金利の上昇も円相場の重荷となった。

日銀の黒田東彦総裁は20日、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で「現在の極めて緩和的な金融政策を継続する」との考えを示したと伝わった。市場では、日本のインフレが加速する中でも「当面は政策修正に動かない可能性が意識された」との声が聞かれた。政策変更の思惑で円の買い持ち高を増やしていた市場参加者を中心に、持ち高を手じまう動きが出やすかった。

米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続観測から米長期金利が前日比0.09%高い3.48%で取引を終え、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いを誘った。

円の安値は130円62銭、高値は129円45銭だった。

円は対ユーロで反落し、前日比1円50銭円安・ユーロ高の1ユーロ=140円55~65銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで3日続伸し、前日比0.0025ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0850~60ドルで取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方が改めて強まり、ユーロ買い・ドル売りが優勢だった。

ユーロの高値は1.0858ドル、安値は1.0803ドルだった。

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2023-01-20 22:31:14Z
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