新光電気工業6967>が大幅反発している。21日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、売上高が1442億円から1483億円(前の期比4.2%増)へ、営業利益が12億円から32億円(同34.0%減)へ、純利益が3億円から26億円(同2.9%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。第3四半期以降のメモリー市況底打ちなどを背景とする半導体設備投資の回復などを受けて、半導体製造装置向けセラミック静電チャックの売り上げが増加したほか、Windows7のサポート終了による買い替え需要などで、フリップチップタイプパッケージがパソコン向けに旺盛な受注が継続し、サーバー向けも期後半に増加傾向となったことなどが寄与した。為替相場が想定レートよりも円安傾向で推移したことなども貢献した。
■プロレド・パートナーズ <7034> 3,950円 +320 円 (+8.8%) 11:30現在
21日に発表した「東証1部に市場変更」が買い材料。
東証が28日付で東証1部に市場変更する。
■カナミックネットワーク <3939> 683円 +35 円 (+5.4%) 11:30現在
カナミックネットワーク<3939>は急反発。21日の取引終了後、東京都多職種連携ポータルサイトの新機能として「新型コロナウイルス感染症患者対応医療機関検索システム」をリリースしたと発表しており、これが好感されている。東京都多職種連携ポータルサイトは、東京都からの受託により、同社が前期に開発したポータルサイト。医療機関や行政機関、関係団体の人だけが利用でき、東京都内で新型コロナウイルス感染症患者に対応することができる医療機関の病床数、空床状況、人工呼吸器、体外式膜型人工肺(ECMO)の台数、患者数などの情報を検索・閲覧することができ、患者の対応可能状況などを素早く把握することができるようになるとしている。
■FPG <7148> 497円 -56 円 (-10.1%) 11:30現在 東証1部 下落率トップ
FPG<7148>は大幅続落。21日の取引終了後、20年9月の連結業績予想について、売上高を243億1500万円から132億円(前年同期比50.4%減)へ、営業利益を140億4500万円から46億円(同68.1%減)へ、純利益を101億円から34億円(同66.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で航空業界の経営環境が急速に悪化しており、これを受けて組成案件の延期や金額の未達が発生。その悪影響は少なくとも20年9月期中は継続すると見られ、これに伴う同社のオペレーティング、リース出資案件の出資金販売額やリース事業案件の組成金額をそれぞれ見直したことが要因としている。また、業績予想の下方修正に伴い、期末一括配当予想を従来の60円10銭から30円にするとあわせて発表した。前期実績の53円に対して23円の減額修正となる予定だ。同時に、上限を400万株(発行済み株数の4.51%)、または20億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は5月1日から6月30日までで、資本効率の向上を通じて1株当たりの株主価値を高める施策として有効であると判断したため実施するという。
■KOA <6999> 810円 -66 円 (-7.5%) 11:30現在 東証1部 下落率7位
21日に決算を発表。「前期経常は73%減益で着地・1-3月期(4Q)経常は59%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。
KOA <6999> が4月21日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比72.6%減の17.2億円に大きく落ち込んだ。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。
⇒⇒KOAの詳しい業績推移表を見る
■クリレスHD <3387> 519円 -37 円 (-6.7%) 11:30現在
クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>が大幅続落している。21日の取引終了後に発表した20年2月期連結決算が、売上高1393億2800万円(前の期比16.8%増)、営業利益34億8300万円(同12.4%減)、純利益12億7800万円(同3.2%減)となり、2ケタ営業減益となったことが嫌気されている。商業施設や繁華街・駅前立地へそれぞれの専門業態を計画的に出店した効果もあり、第3四半期までは順調に推移していたものの、2月中旬以降、新型コロナウイルス感染症により商業施設への客数減や宴会の自粛などの影響があったという。なお、21年2月期業績予想は、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難であるとして未定としている。
■国際石油開発帝石 <1605> 613.3円 -16.4 円 (-2.6%) 11:30現在
石油関連株が連日の下落。国際石油開発帝石<1605>やコスモエネルギーホールディングス<5021>が3日続落に売られているほか、石油資源開発<1662>は4日続落となっている。20日の米国市場で原油先物価格が史上初めてマイナス圏に下落。新型コロナウイルスの影響で世界経済が低迷し、原油需要の急減が予想されるなか、原油の貯蔵施設が近く満杯になるとの見方から投げ売りが発生したが、5月限の最終売買日となった21日の終値は47.64ドル高の1バレル=10.01ドルで取引を終えた。実質的な取引の中心となった6月限は前日比8.86ドル安の同=11.57ドルだった。20日のマイナス価格は先物の限月が到来したことによる異常値だった面は強いが、先週末まで20ドル台で推移していたWTI価格は、21日の6月限ベースでも一気に半値近い水準に下落している。この日は、在庫評価損で20年3月期の連結最終損益が250億円の赤字(従来予想は1000億円の黒字)になると発表した出光興産<5019>の株価が急落しているが、石油関連株には足もとの原油価格の大幅安が業績の悪化要因になるとの懸念が強い。
■東京エレクトロン <8035> 21,945円 -550 円 (-2.4%) 11:30現在
東京エレクトロン<8035>が3日続落。ここ再び下値を探る動きをみせている。前日の米国株市場ではインテル5%近い下落、エヌビディアも6%超の下落と半導体関連株に売り圧力が強まっている。原油市況の急落による株安圧力が強まるなか、相対的に強さを発揮していた半導体セクターも目先リスク許容度低下から損失の穴埋めで売りが目立つ形となっており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大幅続落、東京市場でもこの流れが波及しており、同社株を筆頭に半導体セクターの主力銘柄に海外投資家などの売りが観測される状況となっている。
■村田製作所 <6981> 5,622円 -117 円 (-2.0%) 11:30現在
村田製作所<6981>、アルプスアルパイン<6770>など電子部品株への売りが目立つ展開となっている。前日の米国株市場ではアップル株が3%強の下げで3日続落と下値を試す動きとなった。新型コロナウイルスの感染拡大はiPhoneの販売にも影響を与えることが懸念されている。20年度のiPhone生産台数については前期比4%増と日本経済新聞などで報じられたが、マーケットは疑心暗鬼でこれを好感する動きは限定的となっている。
■三菱UFJ <8306> 411.1円 -5.4 円 (-1.3%) 11:30現在
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが売られている。前日の米国株市場では新型コロナウイルスの影響による経済先行き不透明感から債券に資金が流れ、米10年債利回りは再び0.6%台を下回ってきた。ゴールドマン・サックスやシティグループなど大手金融株が大きく売り込まれており、この流れが東京市場にも波及している。メガバンク3社は配当利回りが6%台を超えており、下値ではインカムゲイン狙いの買いも入りやすいが、内需企業の与信コストの上昇なども警戒され目先は売り圧力が強い。
■土屋ホールディングス <1840> 167円 +38 円 (+29.5%) 11:30現在
土屋ホールディングス<1840>が急騰、商い急増のなか一時36%高に買われ、全上場銘柄で値上がり率トップに買われる人気となった。同社は北海道を地盤とする住宅大手で高断熱・高気密住宅で抜群の実績を有する。足もとの受注も好調で、20年3月度の受注額合計は38%増と高い伸びを確保している。内閣府の有識者検討会が21日、日本海溝・千島海溝がある北海道沖から岩手県沖で起きる2つの巨大地震の想定を公表したが、岩手県と北海道では最大30メートル弱の津波が発生すると想定、政府は今年度中に被害削減策を取りまとめる方針と伝わっており、これを受けて北海道地盤の同社株が関連有力株として浮上した。
■愛光電気 <9909> 2,101円 +400 円 (+23.5%) ストップ高 11:30現在
愛光電気<9909>がストップ高の2101円に買われている。21日の取引終了後、集計中の20年3月期単独業績について、売上高が115億円から121億1800万円(前の期比8.8%増)へ、営業利益が2億5000万円から3億2000万円(同7.7%増)へ、純利益が1億5000万円から2億900万円(同14.2%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。第4四半期の売り上げ及び売上総利益が好調に推移したという。なお、業績上振れに伴い、期末一括配当を35円から60円に増額している。
■アクセスHD <7042> 1,120円 +179 円 (+19.0%) 一時ストップ高 11:30現在
21日に発表した「ライブ配信型セミナーを5月から開催」が買い材料。
採用広報事業で22年卒向けのインターンシップ&業界研究セミナーをライブ配信で提供。
■インタースペース <2122> 948円 +150 円 (+18.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
インタースペース<2122>がストップ高の948円水準でカイ気配となっている。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(19年10月~20年3月)連結業績について、売上高が127億円から132億600万円(前年同期比15.7%減)へ、営業利益が8000万円から3億1700万円(同52.4%減)へ、純利益が5300万円から1億5900万円(同61.1%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。主力のアフィリエイトサービス「アクセストレード」で、ECカテゴリー及び金融カテゴリーが好調に推移したことなどが要因としている。また同時に、上限を12万株(発行済み株数の1.77%)、または1億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月13日から9月30日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行できるようにすることが目的としている。
■新日本科学 <2395> 643円 +100 円 (+18.4%) ストップ高 11:30現在 東証1部 上昇率2位
新日本科学<2395>がストップ高となっている。21日の取引終了後、アンジェス<4563>や大阪大学などが進めている「プラスミドDNA製造技術を用いた新型コロナウイルス感染症向け予防用DNAワクチンの共同開発」に、医薬品開発支援機関(CRO)として参画すると発表しており、これが好感されている。同ワクチンの安全性などの検証を含む非臨床試験について、アンジェスや大阪大学と協働して計画したうえで実施し、最短で臨床試験が行われるよう支援するとしている。
●ストップ高銘柄
明治海運 <9115> 431円 +80 円 (+22.8%) ストップ高 11:30現在
共栄タンカー <9130> 1,065円 +150 円 (+16.4%) ストップ高 11:30現在
NEXT 原油ベア <2039> 10,830円 +1,500 円 (+16.1%) ストップ高 11:30現在
WTガソリン <1691> 1,407円 +9 円 (+0.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
NEXT 原油ブル <2038> 207円 -80 円 (-27.9%) ストップ安 11:30現在
WTI原油 <1671> 685円 -150 円 (-18.0%) ストップ安売り気配 11:30現在
など、2銘柄
株探ニュース
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiM2h0dHBzOi8va2FidXRhbi5qcC9uZXdzL21hcmtldG5ld3MvP2I9bjIwMjAwNDIyMDQ4ONIBK2h0dHBzOi8vcy5rYWJ1dGFuLmpwL25ld3MvbjIwMjAwNDIyMDQ4OC5hbXA?oc=5
2020-04-22 02:55:00Z
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