21日の東京原油市場では、原油の先物価格が値下がりしました。新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が減速するとの見方が一段と強まったためです。
21日の東京商品取引所は原油の先物に売り注文が広がり、取り引きの中心となることし9月物の原油の先物価格の終値は1キロリットル当たり2万3430円と20日と比べて660円、率にして2.7%値下がりしました。
値下がりしたのは、20日のニューヨーク原油市場で国際的な指標となるWTIの5月物の先物価格が、初めて事実上買い手がつかないマイナスに落ち込むという異例の事態となり、新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が減速するとの見方が一段と強まったためです。
しかし、東京市場の先物の取り引きはWTIとは売買の仕組みなどが異なっているため、ニューヨーク市場のような急落にはなりませんでした。
市場関係者は「世界的に経済活動が停滞しているため原油の需要は当面、低迷するとみられ価格の下落基調は続くとみられる。ただ、マイナスに落ち込んだ今回の事態は異例で、WTIの次の6月物の価格は1バレル=20ドル台となっていて、冷静に見極める必要がある」と話しています。
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2020-04-21 07:37:22Z
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