4日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比260円10銭(1.11%)安の2万3205円43銭で終えた。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が急落したのを受け、東京市場でも運用リスクをとりづらくなった投資家の売りが優勢だった。ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクなどハイテク・半導体関連株の下落が目立った。
日経平均は前日に新型コロナウイルスの感染拡大で株式相場が急落する前の2月21日の水準(2万3386円74銭)を終値として6カ月半ぶりに回復した後の週末とあって、短期的な達成感も意識されやすかった。週明け7日にレーバーデーの祝日を控えた海外投資家による手じまい売りで日経平均の下げ幅は午前、午後ともに300円超に達する場面があった。
ダウ平均で一時1000ドルを超える下落となった米国株と比べると日経平均の下げは限られた。企業の競争力強化や収益力向上のために、提携、業界再編といった動きが活発になるとの思惑が広がるなか、上昇する銘柄が相場の下値を支えた。ホンダ、トヨタ、スズキ、デンソーといった自動車関連や、千葉銀、ふくおかFG、静岡銀など地銀株への買いが活発だった。
JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比142.83ポイント(0.97%)安の1万4606.53だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、14.64ポイント(0.90%)安の1616.60で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆8713億円と、4日連続で2兆円を下回った。9月に入ってからは一度も2兆円を上回っていない。売買高は10億7480万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1457と、全体の約67%だった。値上がりは617、変わらずは97銘柄だった。
エムスリー、テルモ、アドテスト、オリンパスが下落した。半面、信越化、TOTO、豊田通商が上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-09-04 06:31:01Z
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