2020年09月06日18時53分
台風10号の接近に伴い、小売り・外食業や製造業では6日も九州地方での計画休業や操業停止の決定が相次いだ。ファミリーマートが計600店で計画休業を行い、ソニーは3工場で、ダイハツ工業が2工場でいずれも操業を休止。襲来に備えて営業・稼働を見合わせ、従業員や顧客の安全確保に万全を期す。
ファミマが5日から順次行っている計画休業は、九州7県と沖縄県の全店舗の3分の1に当たる。「台風の進路に応じて(休業)店舗は増える」(広報)と、上陸の可能性にも備えた。7日は原則として九州各県店舗への納品を見合わせる。コンビニ業界ではセブン―イレブンとローソンも、九州などで半数以上の店舗を対象に順次休業に入った。
外食では牛丼チェーン「吉野家」が九州を中心に13県の約120店で5~7日にかけて休業。客や従業員の安全を考慮し、九州・沖縄8県のファミリーレストラン「ガスト」など計約140店でも6、7日に計画休業を実施。沖縄を含む5県の「大戸屋」では7日にかけて営業が見送られた。
福岡市内の各百貨店は6日、台風接近に伴い、通常午後8時の閉店時間を福岡三越が同2時に、大丸博多天神店が同3時に、それぞれ大幅に繰り上げた。各店とも7日は臨時休業とした。
一方、ソニーは長崎県諫早市、熊本県菊陽町、鹿児島県霧島市の3工場で6日午後から7日ごろまで操業を休止。長崎、熊本の工場では画像用半導体など、鹿児島ではLSI(大規模集積回路)などを製造している。台風の暴風域を抜け次第、安全を確認した上で再開を検討する。画像用半導体を手掛ける大分市の工場についても休止を検討している。
ダイハツは子会社ダイハツ九州の大分工場(大分県中津市)と久留米工場(福岡県久留米市)で7日午後にかけて稼働を停止。マツダは広島市などの本社工場や山口県防府市の工場で6日夜と7日の操業を休止。本社社員らに7日は出社せず、在宅勤務や有給休暇を取得するよう求めた。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNWh0dHBzOi8vd3d3LmppamkuY29tL2pjL2FydGljbGU_az0yMDIwMDkwNjAwMjEzJmc9ZWNv0gE2aHR0cHM6Ly93d3cuamlqaS5jb20vYW1wL2FydGljbGU_az0yMDIwMDkwNjAwMjEzJmc9ZWNv?oc=5
2020-09-06 07:36:00Z
52782722881984
Tidak ada komentar:
Posting Komentar