Minggu, 03 Oktober 2021

中国恒大と不動産管理部門、香港市場で取引停止-理由は不明 - ブルームバーグ

中国不動産大手、中国恒大集団の株式売買が4日、不動産管理部門の恒大物業と共に上場先の香港市場で停止された。恒大は流動性危機の深刻化への対応を進めている。

  香港取引所への4日午前の届け出では、取引停止の理由が示されなかった。新エネルギー車(NEV)部門、中国恒大新能源汽車集団の香港上場株は同日も売買されており、6%安で取引が始まった。

  中国恒大の株価は今年に入り80%下落。同社の社債も大きく値下がりしており、投資家がデフォルト(債務不履行)に備えていることを示す水準にある。3000億ドル(約33兆3000億円)超に上る負債を抱える中国恒大は、資金確保に向けた資産の売却を進めている。中国恒大の時価総額は391億香港ドル(約5580億円)、恒大物業の時価総額は554億香港ドル。

  中国当局は恒大危機による経済・金融システム全体への影響を抑えようとしている。先週は銀行に対し、住宅購入者向けの与信緩和や不動産セクター支援を求めたほか、恒大が保有する地方銀行株の一部を取得することにした。

原題:Evergrande, Property Management Unit Share Trading Halted (1)(抜粋)

(情報を追加し更新します)

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2021-10-04 01:00:20Z
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