Senin, 06 Juni 2022

日経平均続伸、午前終値82円高の2万7844円 - 日本経済新聞

6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比82円69銭(0.30%)高の2万7844円26銭で終えた。米株価指数先物が日本時間6日午前の取引で上げ幅を広げると、日経平均先物にも短期筋の買いが入り、指数を押し上げた。前週末の米株安を受けて、朝方は売りが先行し、日経平均の下げ幅が200円を超える場面があった。

6日午前の外為市場で円相場は1ドル=130円台と、前週末3日夕に比べ円安・ドル高の水準で推移した。輸出の採算改善の思��惑から、自動車や機械といった輸出関連株の一部の支えとなった。

前週末には観光需要喚起策「Go To トラベル」を6月末から7月にも再開する案が政府内で浮上していると伝わった。経済活動が一段と活発になるとの見方から、鉄道や空運、百貨店など関連銘柄の上昇が目立った。丸三証券の丸田知広エクイティ部長は「欧米経済には減速感がある一方、景気のモメンタム(勢い)が改善方向に向かう日本の株に物色が向かいやすくなっている面がある」とみていた。

3日に発表された5月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比39万人増と、市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが続くとの見方から、同日の米株式相場は下落した。東京市場でもこの流れを受け、朝方は売りが優勢だった。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。午前終値は前週末比1.87ポイント(0.10%)高の1935.01だった。

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆1315億円、売買高は5億237万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は901と、全体の5割弱を占めた。値下がりは840、変わらずは96だった。

JR東日本やANAHD、Jフロントが上昇した。東エレクファストリ日産自も買われた。出光興産三菱重は年初来高値を更新した。一方、リクルートソフトバンクグループTDKは下落。電通グループ昭電工東電HDも売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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2022-06-06 02:59:01Z
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