[東京 29日 ロイター] - <09:52> ドル2カ月半ぶり146円台、米利上げ終了ほぼ確実に
仲値公示に向けて売買が交錯する中、ドルは売りが再び優勢となって146.80円まで一段安。9月12日以来、約2カ月半ぶりとなる安値を付けた。
アジア時間の取引でも、米金利はじりじりと低下する展開が続いている。10年債利回りは一時4.31%付近と前日海外の水準を下抜け、9月20日以来約2カ月半ぶり水準へ低下した。2年債利回りは4.71%付近と4カ月ぶり低水準を付けた。
市場では「来年の米利下げ見通しはともかく、利上げの打ち止めはほぼ確実になったとの見方が強まってきた」(外銀トレーダー)との声が出ていた。
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は28日、インフレ率が低下し続ければ、数カ月先に政策金利を引き下げる可能性を示唆した もっと見る 。米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁も同日、全体的なインフレ率は1950年代以来のペースで低下しているとの見方を示した もっと見る 。
<08:03> ドル146.90─148.20円の見通し、押し目買い後退なら一段安
きょうの予想レンジはドル/円が146.90―148.20円、ユーロ/ドルが1.0950─1.1080ドル付近。
米連邦準備理事会(FRB)幹部のハト派発言に全面安となった前日海外のドルは、対円でも147.32円まで下げ幅を拡大し、21日に付けた2カ月半ぶり安値に迫った。現在も147.46円付近と安値圏を推移している。
NY市場終盤の米10年債利回りは4.32%付近と、2カ月ぶり水準へさらに低下した。市場筋によると、米金利先物市場は来年5月の利下げを7割織り込んだ。「ドルの下げが勢いづく中、これまで断続的に入っていた押し目買いが続くかが目先のポイント」(FX会社)になりそうだという。
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2023-11-29 01:53:55Z
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