28日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前日比77円56銭(0.37%)高の2万1260円14銭で終えた。前日の欧州株式市場でドイツやフランスの株価指数が上昇。28日は中国・上海株式相場が堅調に推移したのもあって投資家心理が改善し、電気機器や機械など輸出関連株を中心に買いが優勢だった。4年ぶりの自社株買いを発表した東エレクが上昇したことも日経平均の押し上げに寄与した。
外国為替市場で円相場が1ドル=109円60銭台まで下落した場面では株価指数先物に歩調をあわせた買いが入り、日経平均は上げ幅を110円あまりに広げたが、上値も限られた。市場では「米MSCIの指数見直しに伴う銘柄入れ替えをにらんだ取引はあったものの、日米貿易交渉の先行きも見通しにくく売買を手控える投資家が多かった」(マッコーリーキャピタル証券の増沢丈彦氏)との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400は3日続伸した。終値は前日比34.87ポイント(0.25%)高の1万3809.54だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、3.99ポイント(0.26%)高の1550.99で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆9130億円だった。日中の売買は低調だったが、米MSCIの定例の指数構成銘柄の見直しに伴い大引けにかけて1兆3000億円強も商いが急増した。売買高は17億1962万株。東証1部の値上がり銘柄数は1012、値下がりは1040、変わらずは89だった。
日産自や三菱自が高い。日立やHOYAのほか、住友鉱や京セラが上昇した。一方、第一三共や東ガス、国際石開帝石が安い。JALやJR東海、アサヒが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS16_Y9A520C1000000/
2019-05-28 06:28:11Z
52781739879622
Tidak ada komentar:
Posting Komentar