Kamis, 02 April 2020

米国株、ダウ反発 原油相場の急上昇で心理改善 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比466ドル58セント高の2万1410ドル09セント(速報値)で終えた。トランプ米大統領が主要産油国の減産を示唆して米原油先物相場が急上昇し、投資家心理が改善した。石油株が大幅高となり、ダウ平均を押し上げた。直近2日間のダウ平均の下げ幅は1400ドル近くとなった後とあって、自律反発狙いの買いが入った面もあった。

トランプ大統領が2日のCNBCテレビやツイッターで「サウジアラビアとロシアが1000万バレルの減産で近く合意する」との見通しを示した。原油相場の上昇に伴い、石油のシェブロンやエクソンモービルが大幅高となった。米長期金利が上昇し、利ざや悪化懸念がやや後退したJPモルガン・チェースなど金融株も買われた。

ただ、米景気懸念は相場の重荷となり、ダウ平均は下げに転じる場面もあった。2日朝発表の週間の米新規失業保険申請件数が前週の2倍に急増し過去最多となった。新型コロナウイルスの感染拡大で米雇用にも深刻な影響が出るとみなされた。

Let's block ads! (Why?)


https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1hMQVMzTEFOWTAyX1QwMEMyMEE0MDAwMDAwL9IBAA?oc=5

2020-04-02 20:01:22Z
52782324077856

Tidak ada komentar:

Posting Komentar