7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末比78円51銭(0.34%)安の2万3126円92銭で終えた。前週の米ハイテク株への売りが波及して半導体関連株などが利益確定売りに押され、指数を押し下げた。下げ幅は一時100円を超えた。
米ハイテク株の大規模なデリバティブ(金融派生商品)取引が伝わったソフトバンクグループ(SBG)はじりじりと値を下げ、前場終値で6.6%安まで下落。1銘柄で日経平均を90円近く押し下げた。東エレクやエムスリーなど、ほかの値がさハイテク株にも売りが目立った。
もっとも、日経平均は上げに転じる場面もあった。心理的な節目の2万3000円が近づく水準では押し目買いが入りやすかった。前週発表の8月の米雇用統計で失業率が低下するなど米経済の回復期待は継続しており、景気敏感株などに買いが入って相場を支えた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9398億円、売買高は5億3198万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は824と、全体の4割弱にとどまった。値上がりは1266銘柄、変わらずは81銘柄だった。
スカパーやZHDなどが売られた。NECや富士通、ソニーも安い。一方、ファナックやオークマが買われたほか、日本製鉄やJFEも買いが目立った。ジェイテクトやミネベア、旭化成、住友化も高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-09-07 02:54:01Z
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