Selasa, 24 November 2020

【スズキ ソリオ 新型】ボディサイズ拡大で快適性や利便性向上…価格は158万1800円より - レスポンス

スズキは、コンパクトハイトワゴン『ソリオ』および『ソリオ バンディット』を5年ぶりにフルモデルチェンジし、12月4日より販売を開始する。

価格はソリオの純ガソリン仕様が158万1800円(FF)/170万7200円(4WD)、マイルドハイブリッドは標準グレードの「MX」が185万0200円(FF)/197万5600円(4WD)。ソリオ バンディットはマイルドハイブリッドのみで200万6400円(FF)/213万1800円(4WD)。先代で採用されたフルハイブリッド仕様は廃止となった。

車体サイズ拡大により室内・荷室空間がさらに広く

4代目となる新型ソリオ/ソリオ バンディットは車体サイズを拡大。全幅は20mm、さらに全長を80mm(バンディットは70mm)延長し、荷室床面長を100mm拡大したことで、大きな荷室と広く使える室内空間を両立した。また、内装部品の形状見直しにより、後席左右乗員の肩回りスペースを広げたことで、後席3人乗車時の快適性を向上。全長を拡大しながらも最小回転半径は4.8mのままとし、優れた小回り性能を維持している。

ダイナミックかつ洗練されたエクステリア

ソリオは、フード先端を上げ、厚みを増した存在感のあるフロントマスクを採用。車体サイズの拡大を活かしたダイナミックで伸びやかなスタイリングを実現している。ボディカラーは新色メロウディープレッドパール、新設定のフレイムオレンジパールメタリックを全グレードに採用し、全8色をラインアップする。

ソリオ バンディットは、ポジションランプとヘッドランプを2段構えに配置した独創的なヘッドランプや、細部まで造り込んだ、立体感のあるフロントグリルを採用。シャープで動きのある線と面表現により、迫力のあるスタイリングを実現している。ボディカラーは新色のグリッターバイオレットパールとメロウディープレッドパール、フレイムオレンジパールメタリックを新設定。全7色のうち4色にブラック2トーンルーフ仕様を設定する。

心地よく上質なインテリア

ソリオはネイビーとホワイトを基調としたインテリアデザインで、シックで落ち着きのあるリビングのような心地よさを表現。立体的な表面処理を施したドアトリムや、光沢のあるライン柄とグレーミックス表皮を組み合わせ、ソファをイメージしたシートなどを採用する。

ソリオ バンディットは、ボルドーとブラックを基調としたインテリアデザインで、充実感あふれる、大人のこだわりを感じる空間を表現。立体感のあるブラックとボルドー柄で深みを表現し、アクセントに鈍く輝くメタルのような表皮を用いたシートのほか、インテリアカラーに合わせて赤い差し色を用いたスピードメーターを採用する。

予防安全技術も進化、ACCは全車速対応に

安全面では、進化した予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を搭載。夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能と、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシストを搭載する。

また、運転席前方のダッシュボード上にカラーヘッドアップディスプレイをスズキ小型車で初採用。センターメーター内には、4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイを全車標準装備する。運転に必要な各種情報や警告を見やすく表示するほか、走行中、ステレオカメラが認識した道路標識を表示する機能も搭載する。

アダプティブクルーズコントロール(ACC)には全車速追従機能を追加し、長距離移動などでの運転操作の負担を軽減。6エアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ)を全車に標準装備するなど、安全性能も高めている。

予約ロック機能付パワースライドドアやスリムサーキュレーターを採用

機能面では、パワースライドドアに予約ロック機能を追加。ドアが閉まるのを待たずに携帯リモコンでドアロックの操作を可能とした。また、スリムサーキュレーターをスズキ小型車で初採用。車内の空気を循環することで、エアコン使用時の前席と後席の温度差を少なくする。

また、新設定の運転席アンダートレー、荷室左側面のショッピングフックをはじめ、収納を充実。USB電源ソケットはインパネ中央部に2個設置したほか、後席の右側面にアクセサリーソケットも設置し、利便性を高めた(ソリオ Gを除く)。

そのほか、高精細で大型の9インチHDメモリーナビゲ―ションをメーカーオプション設定(ソリオ Gを除く)。視野角を広げることで斜めからも見やすく、運転席と助手席両側からの高い視認性と操作性を実現したほか、スマートフォン連携機能に加え、逆走注意案内、逆走警告を新たに採用した。

新プラットフォーム「HEARTECT」採用、後席の乗り心地も向上

軽量、高剛性の新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。ボディには、ルーフパネルとルーフメンバーの接合部に高減衰マスチックシーラーを採用し、こもり音や雨音を低減したほか、構造用接着剤の採用により操縦安定性や乗り心地、静粛性を高めた。

また、リヤサスペンションのストローク拡大やコイルスプリングの見直し等により、後席の乗り心地を向上。ロードノイズを低減するため、リヤのインナーフェンダーライニングを全面的に採用し、静かで会話のしやすい室内空間を実現した。

優れた燃費性能と力強い走りを実現

パワートレインは、ISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた独自のマイルドハイブリッドシステムと、パワフルで静粛性に優れた1.2リットル4気筒K12C型デュアルジェットエンジンの組み合わせ(ソリオ Gを除く)。減速時のエネルギーを利用して発電し、専用リチウムイオンバッテリーに充電。加速時にはその電力を用いてモーターでエンジンをアシストし、燃料消費を抑制する。

また、減速時、ブレーキを踏んで13km/h以下になると、エンジンを自動停止するアイドリングストップシステムを採用(ソリオ Gを除く)。これらによって19.6km/リットル(WLTCモード・マイルドハイブリッドFF車の場合)の低燃費を実現している。

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2020-11-25 03:45:06Z
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