Kamis, 27 Januari 2022

グレイス、不正会計で四半期報告書出せず 上場廃止へ - 日本経済新聞

グレイステクノロジーは27日、2021年7~9月期の四半期報告書を同日までに提出できない見込みだと発表した。21年11月に不正会計が発覚、関東財務局から報告書の提出を17日まで延期する承認を受けていたが提出できていない。17日から8営業日後の27日までに提出できなければ東京証券取引所の基準に抵触し、上場廃止となる見通し。

グレイスは製品のマニュアル作成を手掛ける。顧客企業の業務円滑化や作業手順の改善提案などもしている。16年に東証マザーズに上場、18年に東証1部になった。滝川クリステルさんのCMで知名度を上げてきた。

21年11月に過去の会計処理の適切性に疑念があると発表し、特別調査委員会を設置して調査を進めてきた。21年12月には調査委員会の報告で元代表取締役などが関与する重大な不正があったことがわかったと発表。架空の売上高を計上し、その架空取引の売掛金を役職員の自己資金で仮装入金していたことや、売上高の前倒し計上、利益を操作するため架空の外注費の計上があったという。21年3月期の単独売上高18億円のうち、約55%が架空売り上げだったとみられるという。

グレイスが14日に17日までに四半期報告書を提出できないと発表したことで、東証は17日にグレイス株を監理銘柄にしている。

有価証券報告書が提出できずに上場廃止になるのは18年のソルガム・ジャパン・ホールディングス以来とみられる。

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2022-01-27 04:10:00Z
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