[東京 11日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な値動きが想定されている。米国の金融引き締めや国内での新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染急拡大を受けて、幅広い銘柄で利益確定売りの動きが強まるとみられている。日経平均は再び下値を模索する展開となりそうだ。
日経平均の予想レンジは2万8000円─2万8400円。
週明け10日の米国株式市場はまちまち。S&P総合500種とダウ工業株30種が続落し、ナスダック総合が反発した。金利上昇を巡る懸念が重しとなり、ナスダック総合は一時下落していたが、終盤にプラス圏に浮上した。
現在のドル/円は115.24円付近と、7日午後3時時点の116.01円から円高。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万8185円と週末7日の現物終値を下回っている。金融引き締め加速への警戒感が高まる中、国内では新型コロナウイルスの新規感染者数が急増しており、好材料に乏しい。今日の東京株式市場で日本株は総じて売り優勢の展開になるとみられている。
市場では「基本的には金融引き締めを受けた米株の動きを見ながらの展開となるだろう」(国内証券)との声が聞かれる。ただ、10日の米ナスダックが引け間際に反発した値動きを受けて、翌日の米国株式市場は底堅くなるとの見方があり、期待感から下値は堅いという。
主なスケジュールでは、安川電機が決算を発表するほか、東証が上場会社の新市場区分を公表する。米国では週間レッドブック大規模小売店売上高などが公表される。
前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値
日経平均 28478.56 30795.78 26954.81
-9.31 2021年9月14日 2021年8月20日
シカゴ日経平均先物当限 28185(円建て)
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2022-01-10 23:28:00Z
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