10日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比116円21銭(0・42%)高の2万7696円08銭で終えた。1月20日以来3週間ぶりの高値。朝方は幅広い銘柄に買いが先行したが、その後は利益確定や戻り待ちの売りがかさんで伸び悩んだ。
朝方は前日の米ハイテク株高を受けて半導体関連やグロース(成長)株に買いが入り、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。好業績銘柄への物色も引き続き活発で、相場を下支えした。
もっとも相場全体を押し上げる材料に乏しく、朝方の買い一巡後は上げ幅を縮めた。このところ上昇の目立った銘柄が売りに押され、日経平均や東証株価指数(TOPIX)が前日終値を下回る場面もあった。日本時間10日夜に1月の米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されるうえ、東京市場が11日から3連休に入るとあって持ち高を一方向に傾ける動きは限定的で、午後は小幅高の水準で膠着感を強めた。
JPX日経インデックス400は3日続伸した。TOPIXも3日続伸し、10・39ポイント(0・53%)高の1962・61で終えた。
東証1部の売買代金は概算で3兆4508億円。売買高は13億9624万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1447と、全体の66%を占めた。値下がりは636、変わらずは100銘柄だった。
資生堂やホンダ、SUMCO、鹿島が上昇。アドテストやソニーG、サイバー、エムスリーも買われた。一方、ヤマトHDが大幅安。ヤマハ発や三井E&Sも下落した。ソフトバンクグループや三菱UFJ、トヨタが売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2022-02-10 03:01:28Z
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