Kamis, 12 September 2019

欧州中銀、量的緩和を再開 マイナス金利深掘りも - 日本経済新聞

【フランクフルト=石川潤】欧州中央銀行(ECB)は12日開いた理事会で、3年半ぶりに金融緩和を決めた。2018年12月に打ち切ったばかりの量的緩和政策を再開する。さらに銀行が中央銀行に余剰資金を預ける際の金利を現在のマイナス0.4%からマイナス0.5%に引き下げる。

米国も17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決めるとの見方が広がっている。新興国などにも追随の動きがあり、世界的な緩和局面入りが一段と鮮明になった。

ECBが緩和を再開するのは、米中の貿易戦争や英国の欧州連合(EU)離脱交渉などで先行きの不透明感が強まり、景気減速に歯止めがかからなくなっているためだ。物価上昇率も目標の「2%近く」を大きく下回り、低インフレから抜け出せなくなるとの危機感が広がっていた。

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49755680S9A910C1MM8000/

2019-09-12 11:47:00Z
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