東京電力ホールディングスは9日、台風15号の影響で、同社管内での停電は、最大93万4900軒になったと発表した。午後2時30分時点で、栃木県、埼玉県ではすでに復旧し、東京都は9日中には復旧する見通しだとしたが、千葉県南部、神奈川県南部、茨城県沿岸部、静岡県東伊豆エリアなどは9日中の復旧は困難だとしている。
同日、東京都内で会見した送配電事業子会社の東京電力パワーグリッドの塩川和幸技監は、多くの利用者にご迷惑をかけており、大変申し訳ありません」と謝罪した。
午後2時30分時点で、79万9200軒が停電しているが、千葉県内が61万2900軒で、大半を占める。君津市内で送電専用の鉄塔2基が倒壊しており、これによって10万軒が停電を余儀なくされている。
同社は、復旧に総勢2300人をあてる。さらに、中部電力が550人、東北電力が226人など復旧に向け電力大手各社が応援要員を派遣するほか、電源車や高所作業車なども貸与し、支援する。
東電管内の大規模停電では、東日本大震災時に約405万軒が停電したほか、平成18年8月に、クレーン船が旧江戸川にかかった高圧送電線に接触し、約140万軒が停電した。
https://www.sankei.com/economy/news/190909/ecn1909090018-n1.html
2019-09-09 07:59:00Z
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