東京ディズニーランドとディズニーシーの運営会社は、来年3月から平日と休日のチケット価格に差を付けると発表しました。休日に予約が殺到する状況を変えるため、平日の価格は据え置き、休日は値上げします。
発表によりますと、オリエンタルランドは、来年3月20日から東京ディズニーランドとディズニーシーのチケットの価格について、曜日や時期ごとに変動する仕組みを導入すると発表しました。
現在は新型コロナウイルスの影響で入場者数を制限していますが、休日に予約が殺到する状況を変えるため、土日と祝日、春休み、大型連休の期間中は値上げします。
具体的には有効期限が1日の「1デーパスポート」の価格は、18歳以上の大人が今の8200円から8700円に、中学生と高校生は6900円から7300円に、4歳から小学生の子どもは4900円から5200円になります。
一方、平日は現在の価格を据え置きます。
値上げ幅や期間は今後の状況をみて見直すこともあるとしています。
会社は新型コロナウイルスの影響で、休業がおよそ4か月間続いたことなどから、今年度は500億円を超える最終赤字を見込んでいて、価格制度の見直しは収益の改善を図るねらいもあるとみられます。
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2020-12-22 09:52:36Z
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