稲盛和夫氏と、同氏が創業した京セラを目標としてきた日本電産の創業者、永守重信氏 Photo:JIJI
「経営の神様」と評された稲盛和夫氏は、倹約家として知られる。その稲盛氏に対して、同じく倹約家として名高い日本電産の永守重信氏が「ドケチ戦争」を挑み、見事に敗れたという強烈なエピソードがある。その内容をご紹介しつつ、企業経営や家計にとって重要な「お金の使い道」について考えてみたい。(イトモス研究所所長 小倉健一)
永守重信氏vs稲盛和夫氏
倹約家同士による「ドケチ戦争」
戦後を代表する経営者、稲盛和夫氏。稲盛氏の経営哲学を世界中の経営者が学んだ。
「稲盛氏に学んだ」と広く公言している経営者の代表格はソフトバンクグループの創業者である孫正義氏、アリババグループの創業者であるジャック・マー氏などだ。その会社が影響を受けていることを意識しているか、意識していないかの問題はあるとしても、稲盛式の経営方法に影響を受けていない会社など、日本にないのではないだろうか。
稲盛氏の発言をつぶさに観察していると、当たり前のことばかりを話していることに気付く。
しかし、経営者に取材すると「当たり前のことだが、自分たちにできていないことばかり」を話しているという証言をたくさん得た。そこで今回は、稲盛氏の著書の中でも「会計」「お金の使い道」について詳しく述べられている『稲盛和夫の実学 経営と会計』という本を基に、家計改善のすべを考えてみたい。
そして、倹約家として知られる日本電産の創業者である永守重信氏が、同じく倹約家である稲盛氏に「ドケチ戦争」を挑み、見事に敗れたというエピソードもご紹介したい。稲盛氏、永守氏の考えから、企業経営にも家計にも大事な「お金の使い道」を探ってみよう。
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2022-11-26 20:20:00Z
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