【NQNニューヨーク=川内資子】18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=140円35~45銭で取引を終えた。米利上げ継続観測から米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となった。
ボストン連銀のコリンズ総裁が18日、米CNBCのインタビューでインフレ抑制のため「0.75%(の利上げ)の選択肢もまだある」と述べた。前日のセントルイス連銀のブラード総裁の発言に続き、利上げに前向きな姿勢を示したと受け止められた。18日は米長期金利が前日に続いて上昇し、円売り・ドル買いを促した。
ただ、円買い・ドル売りが優勢だったアジア、欧州市場の流れを引き継ぎ、朝方は円は高くなる場面もあった。週末で、持ち高調整の円買いが入ったという。
円の安値は140円43銭、高値は139円69銭だった。
円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=144円85~95銭で取引を終えた。
ユーロはドルに対して続落し、前日比0.0040ドル安の1ユーロ=1.0320~30ドルだった。米長期金利の上昇を受けて、ユーロ売り・ドル買いが優勢となった。
ユーロの安値は1.0314ドル、高値は1.0386ドルだった。
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2022-11-18 22:20:23Z
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