27日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比160円48銭(0・49%)安の3万2538円33銭で終えた。日経平均が4日続けて下げたのは今年初めてで、2022年12月中旬に5日続落して以来の長さ。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ長期化観測を背景に、値がさの成長(グロース)株の一角が売られた。日経平均の下げ幅は一時400円に迫った。一方、押し目買いも入って底堅い展開となった。
前日の米株式市場でハイテク株が売られた流れを引き継いだ。生成AI(人工知能)関連の半導体大手エヌビディアが大幅安となったことを受け、東京市場はアドテストなど関連銘柄への売りが目立った。
日経平均の上昇をけん引してきた海外投資家が前週、11週ぶりに現物と先物の合算で売り越したとあって、海外勢が売りに転じるのではないかとの懸念が強い。今週は月末で四半期末とあって、年金基金などからリバランス(資産の再配分)に伴う売りが出るとみられており、需給悪化を警戒して先物主導で下げる場面があった。
半面、下値では押し目買いが入り、日経平均が下げ渋る場面も目立った。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、6・36ポイント(0・28%)安の2253・81で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆4387億円。売買高は12億2720万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1049。値上がりは701、横ばいは84銘柄だった。
ソフトバンクグループが売られた。三菱商、サイバー、住友不が安かった。一方、OLCが大幅高となり、終値で時価総額が10兆円台になった。東エレクが堅調。川崎汽は11%超高で取引を終えた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2023-06-27 06:41:13Z
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