25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸か。前日の米市場で長期金利が低下し、ハイテク株を中心に買われた流れを受けて東京市場でも買いが先行しそうだ。日経平均は2万8600円程度への上昇を見込む声が市場では出ていた。半面、政府は東京都などに出している緊急事態宣言の期限延長を検討しているなどと伝わっており、国内経済の停滞感は日本株の上値を抑える要因となるかもしれない。
24日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は3日続伸し、前週末比186ドル(0.5%)高の3万4393ドルで終えた。米長期金利が一時2週間ぶりの水準まで低下したのを受けて、ハイテク株に買いが向かった。中国政府が投機的な資源価格のつり上げに対してけん制姿勢を示したのをきっかけに鉄鉱石相場が下落し、原材料価格の高騰によるインフレ圧力がやや後退したという見方が意識された。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は1.4%高、主な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.3%高となった。
代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの下げ一服も、ビットコインを保有するなどしている関連銘柄の買いを誘った一因になったようだ。テスラ(@TSLA/U)は4%超の上昇となった。仮想通貨のマイニング(採掘)などを手掛けるライオット・ブロックチェーン(@RIOT/U)は急伸した。情報サイトのコインデスクによるとビットコインのドル建て価格は日本時間早朝時点では1ビットコイン=3万9000ドル前後で推移している。
米国務省は24日、日本の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国民に日本への渡航を中止するよう勧告した。日本政府も31日までとしている東京都などへの緊急事態宣言の期限を延長する検討に入ったと伝わっている。国内の経済活動の停滞感が一段と強まるという見方が日本株の上値を抑えるとも考えられる。
日本時間25日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇した。6月物は前日の清算値と比べ160円高い2万8500円で終えた。
きょうは5月の独Ifo企業景況感指数や米消費者信頼感指数などの発表がある。
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2021-05-24 23:16:08Z
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