東京株式相場は5日ぶりの反落で取引開始後、前日の終値を挟んで方向感の乏しい展開。米経済指標でインフレ兆候が示された上に雇用や所得見通しへの楽観も後退し、景気回復期待が弱まった。米長期金利の低下から、銀行や保険などの金融、鉄鋼や商社などの景気敏感業種が安い半面、電機や自動車、サービスや機械などが高い。
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市場関係者の見方
いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員
- 米10年債利回りが低いと景気敏感株の多い日本株は上がらないだろう
- 投資家はテーパリングを織り込みにいっており、テーパリング決定までは株価反転はむずかしい
- テーパリングの議論が出てくるのは7月の連邦公開市場員会(FOMC)くらいではないか、8月のジャクソンホール会議までは日米ともに持ち合い相場の可能性が高い
東証33業種
下落率上位 | 鉄鋼、パルプ・紙、電気・ガス、石油・石炭、銀行、保険、倉庫・運輸 |
上昇率上位 | 空運、輸送用機器、その他製品、電機、サービス、海運 |
背景
- クラリダFRB副議長、テーパリング開始は今後数回の会合で協議可能
- 米消費者信頼感指数、5月は117.2に低下-市場予想も下回る
- 米新築住宅販売、4月は予想よりも減少-高価格が需要を抑制
- 米国株は小反落、インフレ兆候を材料視
- 米国10年債利回りは1.56%と4ベーシスポイント(bp)低下
- けさのドル・円相場は1ドル=108円80銭近辺で推移、前日の日本株終値時点は108円75銭
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2021-05-25 22:47:00Z
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